【司会】山田大五朗さん(株式会社Bike is Life)/光岡勇祐(自転車のある暮らし)

自転車100人カイギ vol.6

これからの自転車の楽しみ方

4月23日(金)、自転車100人カイギ第6回を行いました。
今回は東京と福岡をつなぎ、オンラインで開催いたしました。

テーマは「これからの自転車の楽しみ方」
今や自転車は乗るだけでなく、アプリやWEB、バーチャルなどを使って楽しむものになってきました。今回はそのような新しいサービスを提供したり、自ら楽しんだりしているにご登壇いただき、自転車愛を語っていただきました。

【neuet株式会社 園田圭輔さん】
福岡市内でよく見かける赤いシェアサイクル「charichari」の事業開発マネージャーを務める園田さんは、福岡市内のポートの管理やエリア戦略を担当されています。
自転車に興味を持ったきっかけは、福岡から長崎まで自転車で行ったこと。自分で自由に道を選び、細かな楽しみを見つけられることに面白さを感じたそうです。その後、福岡で暮らす中で当時の「メルチャリ」のサービスに感動し、メルチャリのポートがあるマンションに引っ越したのだとか。「シェアサイクルを通して、自転車の楽しみを見つけてほしい」と語っていただきました。

【Techhouse.Works 沖岡豊大さん】
「世の中のおもしろいをカタチにしたい。」そんな思いから会社を立ち上げた沖岡さん。
沖岡さんが自転車の事業を始めたきっかけは、長崎市でサイクリスト向けのゲストハウスを作ったことだそうです。
ゲストハウスの集客や運営の経験を通して、サイクリストに優しいスポットなどの情報をWEB上で連携させることで、人の流れが生まれるのではないか?と考え、新たなアプリを開発しています。
「アプリを通して、サイクリストと過疎地域のお店をつなぎ、人の流れをつくりたい。」そんな思いを語ってくださいました。

【株式会社Bikescape/株式会社自転車創業 吉田圭祐さん】
自転車のWEBメディア『FRAME』を運営する傍ら、オンライン自転車図鑑「Bikescape」を構築している吉田さん。
自らの新人会社員時代の体験から、「転職する人を増やすより、自転車に乗る人を増やした方がみんな幸せになる。」と話す吉田さん。その思いから、自転車を仕事にすることを決め、初心者が自転車に関する情報に気軽にアクセスできるような「ユーザーファースト」のサイトを作っていらっしゃいます。

【システムエンジニア 長野誠治さん】
「Bike is Life」の新サービスアプリを開発している長野さん。ご自身も自転車好きで、自分で自転車を修理したりカスタマイズしたりされているそうです。
自転車にはまったきっかけは、20年ほど前にたまたま自転車レースをテレビで見たこと。衝撃的に面白いと思った長野さんは、それ以来自転車に乗るのも自転車レースを見るのも好きなのだそうです。登壇者の中で一番自転車に乗っている長野さんは、自転車好きの視点から自転車の楽しみ方について語ってくださいました。

その後、『これからの自転車の楽しみ方とは?』という問いかけから、
フリップを使って皆さんの思いを語っていただきました。

園田さん:「移動を目的へ」
沖岡さん:「デジタル活用でもっと楽しく快適に」
吉田さん:「ユーザーファースト」
長野さん:「ZWIFTとyoutube」

それぞれの個性的な答えをいただきました。

最後に全員が納得したのは、「人に出会うこと」という答え。
「あの人が面白かったからもう一度行こう。」と思われる環境をいかにつくり、デジタルを使ってどのように情報発信していくか。そのマッチングをしていこうという話になりました。

これを機に、さらに面白い事業が生まれていくことを願っています。